芒種(6/6頃~)


梅雨入り初頭でカゼをひくわけ

中国医学では
3月頃から6月初頭にかけて火季の季節といいます。
なぜなら日が長くなって気温が上昇し、紫外線が強くなるからです。
紫外線のピークは夏至の頃です。

気温が最も高いのは火季ではなくて、7月後半から8月頃ですね。
大阪では7月24日・25日に開かれる天神祭の頃でしょうか。
この時期を暑季とよびます。

火季と暑季の違いは湿度です。火季の頃は湿度がそれほど強くなく、
気温も暑季ほど高くない。しかし紫外線は強い。

さて、二十四節気の芒種の頃(6月5日頃)は、梅雨入りします。
雨のときは雨雲で紫外線が減るので、ちょっと涼しい感じになりますね。

これを書いているのは6月13日ですが、2週間前までは
火季の暑さで体調を崩している方が多かったですが、
この一週間は少し寝冷えしている人が散見されました。
梅雨入りでカゼをひいたんですね。

梅雨の後半は気温がどんどん高くなってきますから、
その時期とはちょっと違う体調の崩れ方をします。

芒種は6月6日頃、太陽の黄経が75度の時です。
芒とは稲・麦など芒(のぎ)、つまり穂の出る穀物のことで、
芒種はその種をまく時期です。

中国の浙江省には芒種の頃のことわざに
「道を歩くには引っ張ってもらう人がいる、引っ張る人を押す必要がある」
というものがあります。梅雨の湿気で胃腸が弱まり、
胃腸の反応が出る足の筋肉がだるくなることに由来しているそうです。
梅雨の養生が重要だということですね。