潰瘍性大腸炎の鍼灸治療のポイント2~出血~

前回書きました「潰瘍性大腸炎の鍼灸治療のポイント1~温める?~」の続きです。前回はお灸の話だったので、今回は鍼治療を前提に書いてみましょう。

前回、潰瘍性大腸炎の治療上のポイントのひとつとして、出血があるときは積極的に温めたり、血行改善する治療をすべきでないと書きました。

ケガをして出血しているときにまずすべきなのは、止血であることといっしょというわけです。

ケガは外力(物理的要因)によって組織が損傷して出血し炎症が起きますが、潰瘍性大腸炎はなんらかの攻撃因子に対して人の免疫機構が反応し(炎症を起こし)、潰瘍まで引き起こす非物理的な炎症性疾患という点です。

炎症が出血の原因なので、炎症の治療(消炎)が第2のポイントとなります。つまり、止血と消炎が治療の基本です。

消炎だけだったら、反応点を使って疏通(血流を改善する)すれば炎症が軽減されます。技術的な難度は低いです。しかし疏通は血液循環を良くすることなので、出血が増えることが多いんですね。長く患っている人は体力がかなり低下していますので、出血しやすい体調になっていたりしますしね。治療がが終わった後に、患部の流れが少し悪くなっているくらいが無難なんです。だから中医鍼灸みたいに清熱だけ考えてたらだめで、どういうふうに清熱してやるか、かなり細かい操作が必要にになってきます。

中医鍼灸の本を読んでいると、腸の清熱はこのツボで、血流改善はこのツボで。。。等々書いてあったりするんですが、まあその程度の発想だと失敗することも多いでしょうね。失敗だと気づかないかもしれないですが。

いろいろやってみたんですが、患部を出入りする動静脈血管のうち、静脈還流を増やして、動脈流入を多くしないように(そのまま程度に)しておき、全体的には少しとどこおりがちに・・・というふうに治療方法を組み立ててためしてみました。

これが結構いい感じです・・・・

が、これも、結構難しい。バランスを取るのが難しいΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ
というのもですね、身体の変化を細かく察知する観察方法が必要だからなんですが、本に書いてあるわけではなく、私が師匠から教えてもらったことを何年もかかって消化して、少々びくびくしながら、やり過ぎないように慎重にやってやっと加減が分かる。。。みたいな職人の世界そのものだからです。

一日にたくさんの患者さんは診られない治療ですね。

前回、潰瘍性大腸炎の治療上のポイントのひとつとして、出血があるときは積極的に温めたり、血行改善する治療をすべきでないと書きました。

ケガをして出血しているときにまずすべきなのは、止血であることといっしょというわけです。

ケガは外力(物理的要因)によって組織が損傷して出血し炎症が起きますが、潰瘍性大腸炎はなんらかの攻撃因子に対して人の免疫機構が反応し(炎症を起こし)、潰瘍まで引き起こす非物理的な炎症性疾患という点です。

炎症が出血の原因なので、炎症の治療(消炎)が第2のポイントとなります。つまり、止血と消炎が治療の基本です。

消炎だけだったら、反応点を使って疏通(血流を改善する)すれば炎症が軽減されます。技術的な難度は低いです。しかし疏通は血液循環を良くすることなので、出血が増えることが多いんですね。長く患っている人は体力がかなり低下していますので、出血しやすい体調になっていたりしますしね。治療がが終わった後に、患部の流れが少し悪くなっているくらいが無難なんです。だから中医鍼灸みたいに清熱だけ考えてたらだめで、どういうふうに清熱してやるか、かなり細かい操作が必要にになってきます。

中医鍼灸の本を読んでいると、腸の清熱はこのツボで、血流改善はこのツボで。。。等々書いてあったりするんですが、まあその程度の発想だと失敗することも多いでしょうね。失敗だと気づかないかもしれないですが。

いろいろやってみたんですが、患部を出入りする動静脈血管のうち、静脈還流を増やして、動脈流入を多くしないように(そのまま程度に)しておき、全体的には少しとどこおりがちに・・・というふうに治療方法を組み立ててためしてみました。

これが結構いい感じです・・・・

が、これも、結構難しい。バランスを取るのが難しいΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ
というのもですね、身体の変化を細かく察知する中国医学流の診察方法が必要だからなんですが、学校で教えてもらえるようなものではなく、本に書いてあるわけでもない。私が師匠から教えてもらったことを何年もかかって消化して、少々びくびくしながら、やり過ぎないように慎重にやってやっと加減が分かる。。。みたいな職人の世界そのものだからです。

一日にたくさんの患者さんは診られない治療ですね。

    (2015年03月30日:
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