慢性疲労症候群を鍼灸で治療する頻度

慢性疲労症候群の患者さんの症例を
診るようになって10年近くなる。

根気よく治療していくと症状が改善することがほとんどだけれども、
治療効果を維持しやすい治療頻度というのがある。

最初の3ヶ月、できれば半年くらいは週二回以上が望ましい。
週一回以下では、治療効果の貯金を使い果たしてしまうことが多い。
逆にいうと、一週間以上治療効果を持たせることは
なかなか難しいということだ。

「オマエの腕が悪いから」と言われそうだけれども、
結構レベルの高い治療をしているという自負があるので、
それほど常識から外れた考えではないと思う。

ただし週二回となると、月に8回は来ていただくことになるので、
患者さんの金銭的な負担が大きくなる。
当院は今のところ一回4000円なので、
32000円はかかることになる。
そのために回数券割引などもやっているのだが、
それを払える人たちは限られてくるだろう。

そう思って、週に1回のペースで、
できるだけ治療効果を持たせられるように
頑張るのだが、そうすると刺激量が多すぎて
治療当日や次の日に、
身体がだるくなることが多くなってしまう。
強い薬をだすようなものだ。

体力が充分にあれば、そうならずに済むのだが、
慢性疲労症候群の患者さんは体力が弱っているので、
刺激量の多い治療が絶えられない人も多い。

経験と技術でなんとかしようと試行錯誤するのだが、
なかなか上手く行かないことも多い。
悩ましい点だ。

 

    (2012年05月07日:
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