プチ症例集を作ってみました。
当院は難病・難治の患者さんの方が多いですが、
ここでは、比較的簡単に治った方の症例を集めてみました。
お問い合わせで多いのが、ご自身と「同じ疾患の方の症例を知りたい」というご希望です。
守秘義務もあって、なかなか実際の例をお伝えすることができません。
公開の了解を頂いた方の症例を、ご本人を特定できないような形で公開することにしました。
お読みの方のことを考え、かなり簡略化しております。
実際の治療は、かなり複雑な診察や治療をしています。
そういった症例も書いてみたいと思いますが、
かなり専門的な話になり、専門家でも難しい内容になってしまうので、
このプチ症例集では避けることにしました。
ただし、難病や難治の方は、そういった詳しい症例集も
読んでみたいと思われるかとは思います。
難病・難治の症例集は、執筆に時間がかかりますので、
別にコーナーを作って、ゆっくり書いていきたいと思っています。
「こんな症例が読みたい」とおっしゃる方がいましたら、
こちらから、ご連絡ください。
《症状・主訴》Aさん 31才 男性
主訴:腰痛。
空手の蹴りをやっていて腰を痛めた。
激痛というわけではなく、動くのはなんとか動かせる。
診察すると腸腰筋とその付着部付近に痛みがある。
仰向けに寝かせて足を上げると、柔軟性乏しくて、
90度以上上がらない。身体の柔軟性以上の高い角度で
蹴りを行って、腰を痛めた模様である。
A子さん 56才 女性
《主訴》右側耳鳴
十数年前から耳鳴りが続く。
原因不明。難聴無し
大阪の超有名芸人の姉として多くの後輩の面倒を見なければならず、
また政治家や財界の大物ともつきあわなければならない。
それがストレスとなる。
診察してみると、腎虚と肝虚がありました。
C子さん 34才 女性
《主訴》逆子
逆子が治らないということで、33週目に来院された。
既に一人お子さんがいるにも関わらず、保育園に預け、
大手コーヒーメーカー営業担当としてかなりハードに仕事をされている。
診察してみるとC子さんは、非常に健康で体力がある。
逆子以外、調整しなければいけないようなところはほとんどない。
体力偏差値70点といったところか。
睡眠時間3~4時間で霞ヶ関で働いているエリート官僚みたいに、
体力・知性が備わった方である。
E子さん 29才 女性
《主訴》予定日が過ぎても生まれない
出産予定日を迎えたE子さんは、第二子目を
家庭の事情から、医療機関でなく助産院で生むことになりました。
ただしあと一週間以内に生まれなけば、
医療機関へで出産しなければなりません。
右の腰と、肩胛骨と背骨のあたりの筋肉が痛いのが治らない・・・
ということで、銀行員のAさんが2年ぶりに来られました。
問診すると
1ヶ月半ほど前に通勤途中でこけて、お尻と背中を強打したといいます。
あまりに痛かったので、病院でレントゲンを撮ってもらったけれども異常なし。
単なる打撲と診断されました。
治療は湿布と痛み止めの薬を出されただけでした。