喉のつまり・ヒステリー球・梅核気

Photo ヒステリー球は内科的診断名で、耳鼻科領域では咽喉頭異常感症と呼ばれます。
咽喉頭食道異常感症、あるいは咽喉頭神経症とよばれることもあります。
中国医学的には梅核気といいます

喉のつまり感・圧迫感があり、
呑み込もうとしても飲み込みにくく、痰があるように感じるが実際はない
などの症状があります。
1500年以上前の古い書物にも記されている、女性に多い症状ですが、
男性の方の相談がも多くなりました。
神経質で運動をあまりされない方に多いです。

原因の多くは肩こり・首凝り・緊張で歯を強く噛む・過労・ストレスなどで、
最近は黄砂の影響などの症例もあります。

人に対してすごく気を使う人、潔癖症、完全主義、細かい人、心配性の人です。
他には更年期にもよくみられます

男性の方はストレスの多い環境が誘引することが多いようです。
ストレス-緊張は喉にも現れます。その緊張が「つまり感」を出しているわけです。

まず耳鼻咽喉科等で、
咽頭・喉頭の悪性腫瘍や良性腫瘍、喉頭蓋の形態異異常、甲状腺の異常などの疾患がないかどうかを診察し、
ヒステリー球以外の疾患と鑑別しなければなりません。

ヒステリー球の場合、西洋医学的には精神科系の治療をすることが多いようです。

鍼灸・推拿での治療

中国医学的な名称である梅核気ですが、「梅の種がつまったような状態」という意味です。
古い漢方書の『金匱要略』に「あぶり肉が貼りついたような感じ」と表現されています。
「牛のたたきが貼りついた」とでも表現した方が分かりやすいでしょうか?
それが後代になって、梅核気と名付けられました。とにかく面白い表現です。

ストレス・神経症系の疾患を、中国医学では七情の病といいますが、
この七情の治療が梅核気の治療の柱になります。
頚から肩胛骨の間にかけての、筋肉の緊張を緩めたり、ストレス性の消耗を改善したりします。

西洋医学的には手こずることも多いようですが、中国医学的には難易度が高い症例はまれです。
当院では、半数以上の人は一回目の治療でかなりの効果を感じておられています。
集中的に5回~10回くらい治療すると、治癒、あるいは相当よくなることが多いです。

ただし職場のストレスから来る場合、職場環境が変わらなければ、再発もしやすいです。
その場合は継続的な治療も必要です。

当院では鍼灸・推拿(中国医学流の整体・あん摩・マッサージ)、どちらでも対応可能です
推拿ご希望なら、痕が残らないお灸を併用すると効果があがります。
ただし、推拿と鍼灸では治療費が違います。

  • はてなブックマークに登録する
  • livedoorクリップに登録する
  • FC2ブックマークに登録する
  • Buzzurlブックマークに登録する
  • del.icio.usブックマークに登録する
  • ニフティクリップに登録する