クローン病・潰瘍性大腸炎

クローン病・潰瘍性大腸炎どちらも難病指定されている炎症性の腸疾患で、慢性的な糜爛(びらん)や潰瘍が主症状です。びらんや潰瘍部から出血がありますと、貧血となり、それに関係する全身症状がでてきます。原因は遺伝や免疫異常など、いくつかの説がありますが、証明はされていず、詳しいことは分かっていません。西洋医学的な治療は、対処療法的になります。

中国医学的観点からの治療

中国医学では、クローン病と潰瘍性大腸炎を病名で区別して治療することはありません。中国医学独特の考え方によって治療を行います。

 中国医学的な病理観では、クローン病・潰瘍性大腸炎は両者とも、ベースに七情の乱れがあり、それが肉体の健康に影響を与え、特に腸に一番のダメージを与えたと考えます。七情とは、怒・喜・憂・悲・思・恐・驚で表される精神状態で、人生における過度のストレスによって引き起こされます。たとえば肉親の死・離婚・もめ事・失業・事故・貧困等々です。子供のクローン病や潰瘍性大腸炎は、親の七情の乱れが影響していることも多いです。

治療としては、肉体的な面から七情の治療を行います。人間関係に問題がある場合は、それを解決するためのアドバイスをさせていただくこともありますし、医療機関でカウンセリングを受けたり心療内科の受診をお勧めすることもあります。そういった七情の治療に加えて、全身を調整して体力を調え、腸の炎症を押さえるという方針で治療を進めます。

 症状の改善傾向はすぐに得られることがほとんですが、腸の糜爛や潰瘍が改善され安定するには3~6ヶ月くらいかかることが多いです。もともとクローン病と潰瘍性大腸炎は緩解期と活動期が繰り返される疾患ですが、それがおちつくまでには、最低でも半年から1年くらいはかかります。病気が落ち着いても、長期にわたる定期的な治療は必要です。


>>潰瘍性大腸炎に関する治療日記

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