掌蹠膿疱症の鍼灸治療

掌蹠膿疱症というのは手のひら、足の裏に膿を持った水疱(膿疱)ができる病気です。原因は不明で、一部には歯科で使われる金属のアレルギーの場合もあるようです。原因不明なので、西洋医学的には外用薬などの対処療法的な治療になることが多いです。

緩解、再燃を繰り返すことが多く難治例が多いです。

掌蹠膿疱症の鍼灸治療

中国医学的に見ると掌蹠膿疱症は陰虚の例が多いです。陰虚というのは体を鎮めるたり潤したりする元気が低下することです。寝不足・化学調味料や食品添加物の多い食事・抗生物質の長期にわたる服用などで陰虚が進みます。

陰虚の症状のひとつに五心煩熱という症状があります。五心とは両手のひら・両足裏・みぞおちの五ヶ所のことで、煩熱はここに熱を持つことです。

ようするに、掌蹠膿疱症は陰虚によって体を鎮めたり・潤わせる力が低下することによって五心に熱を持ったものの一種だと、中国医学的には考えることができます。

掌蹠膿疱症はこの陰虚証による五心煩熱の治療を行えば、治癒・緩解しやすいです。当院では早ければ3ヶ月~半年、普通は半年~1年くらいで治癒する例が多いです。時間はかかりますが治療自体は比較的簡単な部類に入ります。

寝不足の改善、早寝早起き、香辛料(特に唐辛子は厳禁)の強いものや添加物・化学調味料の多いものを食べないなどの養生を守っていただくことが原則です。これが守られない方は治りにくいです。

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